本当の味わい方を知れば過食は防げる②美味しく食べて心の栄養補給!

前回の『本当の味わい方を知れば過食は防げる①』では、食事を量ではなく味で満足し、心を満たすことの重要性についてお話ししました。

今回は、それを実際におこなう際の具体的方法をご紹介します。

この食べ方が自然にできるようになれば、食事が苦しみではなく快い喜びをもたらす体験となり、過食衝動が身をひそめてゆくことでしょう。

本当の味わい方を知れば過食は防げる① 必要なのは満腹感より満足感♪
どんなに大量の食べものを胃に詰め込んでも、食べることをやめられない。それは、あなたがその食事に満たされていないから。量で満腹になろうとしているだけで、本当の意味で食べもの味わっていないのではないでしょうか?過食をおさえるには、「量で満腹」ではなく「味で満足」できるようになる必要があるのです。
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本当の美味しさ教えてくれる舌先の感覚

美味しさを心から堪能するのに重要な役割を果たすのは、口の中にある「舌」の機能です。

舌先は特に味覚が最も敏感なので、この部分の感覚を研ぎ澄ませることで、適量の食事で心が満たされやすくなります。

食べものを舌先にあてて味わってみると…

美味しさ最も強く認識する味覚とは、「舌の感覚」からくるものです。

舌には「味蕾(みらい)」という食べものの味を感じる小さな器官が約1万個も敷き詰められています。

より強く味を感じる神経は、舌の奥のほうではなく、舌全体の約半分にあたる舌先部分に集中しています。

なので、舌先でじっくり味わうことで、しっかりと食べ物の本当の美味しさを感じることができるのです。

舌先と舌奥の味覚のちがいを知る

舌の奥のほうと舌先部分では、明らかに味を感じる強さが違います。

何も意識せずに食べている場合、食べものがあたるのは主に歯と舌の奥のほうで、舌先にはあまり触れることがありません。

急いでいたり爆食いしている時は、なおさらのこと。

舌先に食べものを持っていく余裕などなく、味わうことがないまま、胃に流し込む状態になってしまっています。

これでは美味しさを感じることができず、お腹がパンパンになったとしても、心は満たされないままなのです。

舌先の感覚を研ぎ澄ます

よく味わうことができていないと、量を食べても心はなかなか満たされません。

気持ちよく「ごちそうさま」を言うことができるのは、お腹がほどほどでも心は十分満たされている、そんな時なのです。

舌先の神経を研ぎ澄ませて食べものをしっかり味わうと、「美味しさ」を感じやすく、幸福感が格段に上がります。

必要以上に食べたい衝動が起こったり、気持ちがザワザワすることもなくなるはずです。

舌先で味わえば噛む回数も増える

心を満たす食事のためには、よく噛むことへの意識はひとまず脇に置いておいて大丈夫。

それよりも、食べものを舌先の味覚神経が集中している部分に、しっかりとあてることを優先します。

細かく砕いたほうが、食べものの味がより強く感じることがわかってくるので、自然と噛む回数も増えるのです。

舌先で食べものを味わうレッスン

実際に舌先で食べものをしっかりと味わうのは、決して難しいことではありません。

慣れると無意識にできるようになりますので、初めはしっかり意識を集中してやってみましょう。

食べる際のプロセス

プロセス① 食べものを口の中に入れ、奥歯で適度に噛む。
  • 噛むことだけにしか意識がむいていない場合、食べものは舌先のほうに触れることがほとんどありません。
  • 噛んだ後、すぐに飲み込んでしまわないように気をつけてください。
プロセス② 舌先のほうにも食べものを触れさせながら、じっくり味わう。
  • ここでいう「舌先」とは、味覚が最も敏感な舌全体の約半分にあたる部分です。
  • 噛む必要のあるものは、噛みながら舌先までのスペース全体に食べものを何度も巡回させ、主に舌先で感じる美味しさをに意識を向けてください。
  • 噛む必要のないものは、すみやかに食べものを舌先に移動させ、少しの間そこにとどめながら味わいましょう。
プロセス③ 美味しさを堪能したタイミングで、喉のほうに移動させて飲み込む。

最初はこのプロセス①②③をていねいに実行し、次にご紹介するステップアップ食材も試してみてくださいね。

最初はこの食べものでトライ!

この食べ方が初めての方向けへのトライアルレッスンとして、私がおすすめする食べものは「キャンディ」です。

キャンディを食べるべき食品として推奨しているわけではありません。あくまで舌先に食べものを移動させてとどめる感覚を覚える練習として、です。

キャンディは噛んで食べるものではありませんので、口に入れたらすぐに舌先に持っていってください。

そうしたら、より集中できるよう目を閉じ、舌全体ではなく舌先に意識を向けて、じっくりと味わいながら舐め溶かしていきましょう。

キャンディの美味しさから感じる幸せが、できるだけ長く持続するように。。。

やわらかいものから固いものへとステップアップ

このキャンディによるトライアルレッスンで、舌先がいかに敏感かを感じられたら、順にステップアップしていってください。

噛む必要のある食べものは、キャンディとちがって「噛みながら味わう」ということになります。

ステップ① キャンディ、キャラメル など➡︎ すりおろし野菜、絹ごし豆腐、お粥、ポタージュ、スムージー など、ほとんど咀嚼する必要のないもの
ステップ② ご飯、お魚、木綿豆腐、温野菜 など、やわらかめのもの。
ステップ③ お肉、魚介類、きのこ、サラダ など、歯ごたえが強めのもの。
ステップ④ ナッツ、おせんべい、グラノーラ、豆菓子など、噛みごたえのある硬めのもの。

このように、やわらかいものから硬いものへと順にトライすると、「舌先で味わう」感覚をスムーズに得られるようになります。

もし最初から「簡単にできそう」と感じたのであれば、必ずしもこのステップどおりではなく、自分のペースで進んでいってかまいません。

ながら食いは厳禁!

テレビを見ながら、雑誌を読みながら、スマホをいじりながらなどだと、どうしてもそちらに意識が向きがちになってしまい、食べものをしっかりと味わうことはできません。

味覚を研ぎ澄ますには、食べるという行為に集中するというのが絶対条件です。

さらに悪いことには、グルメ情報や新発売商品の宣伝などを目にすることで、食欲があおられてしまう危険性もありますので、気をつけてください。

心を満たして幸せを感じる食事

心が満たされない食事は摂食中枢を乱す

お腹と心の満たされ具合の差が大きくなればなるほど、脳は混乱し、摂食中枢を正常に働かせることができなくなってしまいます。

本当に脳が求めているのは心を満すことなのに、誤った判断がなされ、ますます食べものを欲してしまうのです。

食事を幸せな体験にするために…

過食の闇から抜け出せない人にとって、食事とは「辛く苦しいもの」という認識になってしまっているのではないかと思います。

でも本来、そうあるべきではないのです。

心を満たす食べ方ができるようになれば、心にたくさんの栄養が与えられ、間違った食欲を上手に落ち着かせる強さが宿ります。

ぜひとも自分の味覚で、食事を「幸せ体験」に変えていきましょう

まとめ

舌先で食べものの味をしっかり感じることができるようになると、過食衝動に惑わされることは確実に減っていくと思います。

無意識で身についてしまっている食べグセを改善せず、制限することで過食を押さえつけようとしても、リバウンドを繰り返すだけ。

美味しさを心から堪能するという幸せ体験が、過食をブロックする力となるのです。

本当の味わい方を知れば過食は防げる① 必要なのは満腹感より満足感♪
どんなに大量の食べものを胃に詰め込んでも、食べることをやめられない。それは、あなたがその食事に満たされていないから。量で満腹になろうとしているだけで、本当の意味で食べもの味わっていないのではないでしょうか?過食をおさえるには、「量で満腹」ではなく「味で満足」できるようになる必要があるのです。

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