私の摂食障害ストーリー【7】食・心・体を繋いで切り開く克服への道

前回の 私の摂食障害ストーリー【6でお話ししたように、10代半ばから40代はじめ頃までの私は、いつも摂食障害とともにありました。

長きにわたってこじれにこじれてしまった異常な食行動をコントロールするのはた易いことではありません。

心身のバランスを失い、自らの命を絶つことを考えた日々もありました。

そんな30年近くの年月を経てきた私でしたが、ようやく克服に向けて歩み出す時が訪れたのです。

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食と心

大きな一歩を踏み出す力、それはたくさんの有意義な情報による学びにありました。

知識を得ることによって、私は自分のこれまでの行動をはじめて、客観的に認識することができたのです。

自分の行動の直接の引き金となるのは、自らの心に他なりません。

私はまず、心の安定をはかることによって、摂食障害克服への大きな一歩を踏み出しました。

心がととのうと食行動が正常になる

食を正すには、心を強く持ち、穏やかな状態に保つ必要があります。

そもそも私の摂食障害人生は、自らの精神的弱さゆえと言っても過言ではないと思います。

不健全な心の状態では、当然のごとく、まともな思考を生み出すことができません。

まともでない思考からは、正常な行動を起こすなんてこと、出来るわけがないのです。

つまり、心をととのえることで、思考と行動が変えられるというわけです。

眠りによる癒しの力

心をととのえ食行動を正常化するために、私がまず必須と感じたのは、睡眠の改善でした。

あまりにも普通のことすぎて拍子抜けしてしまうかもしれませんが、眠りの力は絶大です。

しかも、簡単でお金も特別な時間も要さず、副作用などのデメリットを生じることもありません。

深く十分に眠ることで、心を労わり、疲れや傷を癒すことができます。

一方、睡眠時間が削られたり、胃腸を遅い時間に働かせるのは、眠りの質を落とす要因です。

食欲をコントロールするホルモンバランスが崩れたり、自律神経が乱れて摂食中枢が正常に働かなくなってしまいます。

その結果、食欲の暴走によって異常な食行動が引き起こされ、さらに心の傷を深く大きくしてしまうのです。

心と体

心の状態は、体調に大きく影響します。

心に癒しがもたらされることで、体中の細胞ひとつひとつが活性化し、各機能が正常化します。

過食や拒食に苦しむ傷ついた心のケアを怠っていては、健康な体を取り戻すことはできないのです。

体の声に耳を傾ける

日々変動する体調は、体からのメッセージです。

痛い、苦しい、辛い、寂しいなどという体からのSOSを無視していると、体が病におかされるだけでなく、心も病んできてしまいます。

摂食障害によるさまざまな体調不良を改善すべく、私が最初におこなったのは、食事日記です。

  1. ノートに食べたものをすべて書き出す。
  2. 食べる前、最中、食後にどのような感情があったかを書き加える。
  3. または体にどのような影響があったかを書き加える。
  4. 何をどのように食べれば心身が良好でいられるのかを探る。

体が健康だと心が安定する

食事日記によって、私は自分の心と体にしっかりと向き合う習慣ができ、異常な食行動の頻度が徐々に減っていきました。

体が健康を取り戻すことで、穏やかな心で食に向かえるようになったのです。

つまりこの食事日記は、心の内側を知るための日記でもあり、さらに、体の声を聞くための日記としての役割も兼ねているということになります。

健全な体は、穏やかな心を生み出します。

なぜなら体は、心が宿る大切なお家だから。

体という我が家を大切にし、快適な状態にしておく必要があるのです。

食と食

食が引き起こした病は食で治す

間違った食が引き起こした病は、食を正すことも改善への大きな力となってくれます。

適切な食事を摂ることで体の健康を取り戻すことができ、心の状態にも良い変化がもたらされます。

私は栄養学を学び、様々な食事療法や食材を試しながら、自分にあったものを探っていきました。

必要な食べもの、欲しいと思う食べもの

体の声を聴くことができれば、自分が必要な食べものがどのようなものか、どの程度の量を摂ればよいのかが、自ずとわかるようになります。

つまり、食べたいと欲する食事が、体が求める食事と同じになるということ。

言い方を変えれば、体にとって不必要な量と内容の食事は、自然と食べたくなくなるのです。

体と食

食がととのうと体が健康になる

言うまでもなく、健康な体づくりのためには適切な食事が大切です。

食物という原料によって体は形成され、各機能が生きるために必要な働きを担っています。

いつ、何を、どのように、どれくらいの量を食べるべきなのか。

その目安とは、カロリー計算でも栄養素の数量でもなく、体が教えてくれるのです。

体の声に耳を傾け、その声にしたがっていれば、拒食や過食に翻弄されることはなくなります。

食事日記は、体の声を知る重要な手がかりとなるものです。

自分の体が喜ぶ食事とはどのようなものであるかが、はっきりとわかってきます。

続きは『私の摂食障害ストーリー【8】』で

こうして私はようやく、摂食障害克服への歩みを進めることができました。

「治したい!」という思いを強く持ち、「絶対に治る!」と信じ続け、まずは心の健康を取り戻すことに尽くしました。

前進と後退を繰り返し、時に挫折しそうになりながらも、自分にできる範囲のことを地道に積み重ね続けたのです。

次の 私の摂食障害ストーリー【8】では、克服への歩みを支えてくれた人や言葉について、お話しします。

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