私の摂食障害ストーリー【1】こうして約30年間の苦しみが始まりました

私が摂食障害に陥ったのは1980年代はじめ、まだ「摂食障害」「拒食」という言葉が一般的に認識されていない時期だったかと思います。

もう35年以上前のことで、今の自分からすると「まったく、なんでこんなことで?」と呆れてしまうような些細な出来事がきっかけでした。

ですが、心身ともに未熟な少女だったこの時の私が受けたほんの小さな心の傷は、その後どんどん広がり悪化し続け、とんでもなく長く深い暗闇に入り込むことになってしまったのです。

それでは、私の摂食障害が始まった頃のお話から。。。

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私はごく一般的な家庭で育った女の子

私は良いことでも悪いことでも特に目立つことのない、ごくごく平凡な子でした。

会社員と専業主婦の両親と2人の兄弟とともに、普通に平和に暮らしていました。

幼稚園、小学校時代はそこそこ勉強も運動も習い事もし、クラスメイトや近所のに住んでる子たちと楽しく遊び、大きな悩みやストレスを感じることなく過ごしていました。

何事もとりあえず人並みにこなしてはいましたが、それ以下でもそれ以上でもない、見た目にも性格的にも特徴の薄い、いわゆる大勢の中にいると誰からも見つけられず、誰の記憶にも残らない感じの子。

そう、まさに私はそんな没個性な子供であったのではないかと記憶しています。

あたりまえのようにあった普通という幸せ

後に摂食障害で長年苦しむことになった私にとって、普通に食べて寝て、将来への希望に胸ふくらませながら大きな悩みもなく日々を過ごしていたこの頃の無邪気な自分は、ただただ眩しい存在でしかありません。

そして、できることならこの頃に戻って人生をやり直したいと、何度願ったことか。

その思いは今なお私の中に残っています。

友人からの何気ない言葉に大ショック!

中学2年の時、身長は今とほぼ同じ158cm、体重は52kgくらいの中肉中背でした。

思春期の女の子にありがちな、身体的には、顔じゅうのニキビ、一重まぶた、太ももムチムチ、というようなことが気になってはいましたが、それほど深刻に悩んでいたという記憶はありません。

身体的特徴をネタにした笑いの渦の中で

ある日、部活の練習の合間に、ジャージ姿の私を見た同級生部員が「〇〇さん(私のこと)のもも、太いね〜。」とぽろっと言いました。

すると、それを聞いた周りの数人が寄ってきて、私の太ももを見て「わ〜ほんとだ、すっごい、ふっとーい!」と口々に言い放ち、私の身体的特徴を笑いのネタにして、しばらくの間盛り上がっていました。

笑いの渦に身を置きながら、私はその時、ものすごーーーく傷ついていました。

でも、太ももが平均的サイズより太いのは事実でしたので、指摘されたことに反論する余地などないと感じ、笑いモノにされたことに対して怒りや悲しみをぶつける勇気もありませんでした。

心の傷はリベンジという名のダイエットへ

行き場のない怒りや悲しみは、自分の内へ内へと向かい、やがてそれは「リベンジ」という強い意志に変換されてゆきました。

「絶対に見返してやる!!!」これが私のダイエットへの原動力となりました。

本当に、あまりにもちっぽけなことですよね。

くだらない、こんなことくらいで…って笑う人もいることでしょう。

でもダイエットのきっかけとしては、よくあることではないでしょうか?

兎にも角にも、この一件がきっかけで、私は30年にもおよぶ摂食障害へと続く禁断の扉を開けることとなってしまったというわけです。

過激ダイエットの後に、深い闇の世界が待っていることなど、知るよしもないままに。。。

の世界に陥った本当の原因は自分自信の中に

子供は子供なりに、大人になってからでも、人と関わる中で思いがけない中傷を受けてしまうことは珍しくないことと思います。

もちろん、人を傷つけるような言動は慎まなければなりませんが、悪気なくして言ったことが思いがけず相手にダメージを与えてしまう可能性もあります。

友人たちへの強い憎しみに支配されていた私

たぶん、その時の友人たちも、私がこれほどまで深く受け取ってしまうなんで考えもせず、軽い冗談のつもりだったのかもしれません。

でも私は長い間、その時私を笑いモノにした友人たちを憎み、恨み続けていましたいました。

摂食障害の苦しみが長引けば長引くほど、自分がこんな地獄に陥ったことを、100パーセント彼女たちのせいだと思い込んでいたのです。

しかし、成人し、社会人となり、多くの人と接し、いろいろな経験を積む中で、それが間違っていたことに気がつきました。

本当に憎むべき敵は私の弱さ

そもそも友人たちの言動は、ダイエットのひとつのきっかけにすぎません。

友人たちの言葉に過剰に反応し、リベンジという名の過激なダイエットから、その後摂食障害の罠に引きずり込んだ真犯人は、自分自身の弱さにあったのだと思います。

自分の軸をしっかり持っている人は、他人の言動に簡単に揺さぶられることはありません。

軸があれば自分をリスペクトすることができ、自信へと繋がり、それが自分を自分で守る強靭な武器にも鎧にもなるのではないでしょうか。

私の約30年間という長い摂食障害生活は、もしかしてその大切な真理に気づくためにあったのかもしれません。

続きは『私の摂食障害ストーリー【2】』で

こうして、サラリーマン家庭のごくごく平凡な女の子が、なんということのない友人との会話から過剰に傷つき、リベンジという名のダイエットを決意し、やがて自らの心身を長い間傷めつけることになりました。

この続きは、私の摂食障害ストーリー【2】をご覧ください

その時におこなった過激なダイエット方法について、お話しします。

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