食への欲求は心と体が伝える大切なメッセージ。ちゃんと聴いてますか?

情報があふれかえる昨今、何をどれくらいの量食べればよいのか、わかならくなってしまうことはありませんか?

本当の答えはあなたの中にあります。

心と体の求めるサインを信じ、全面的にゆだねていれば、健康を害することなど本来起こりません。

でもそのサインを無視して好き放題に食べ続けていると、みるみる心も体も病んでしまいます。

食への欲求は、心と体が伝えてくれる大切なメッセージ。

このメッセージを聴こうとしなければ、摂食障害の克服はきっと遠いものとなるでしょう。

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自然の法則にしたがって食べる

私たちの体は地球上で最も素晴らしい超高性能マシンのようなもの。

生きるために必要なものな何か、どのようにすべきかは、誰にも教えられることなく自ずとわかっていて、自然に機能するようにできているのです。

体は何を求めているの?

体は主に6つの基本的な要素からできています。

糖質、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラル、そして水です。

どの栄養素がどれくらいの量必要で、いつ補給すべきかも体は完璧に知っています。

何か足りないものがあると、脳にサインを送ってそれを知らせます。

脳はあなたに不足したものを補うために正常な食欲を促して、何かを食べるよう指示するのです。

過剰な栄養素があれば、もうそれ以上欲することもなく、不必要なものを速やかに体外へ排出します。

健康は自然に寄り添って生きる証し

人間の体自体にもともと組み込まれている働きを意識し、そのとおりに食べていれば、自然と心身の健康は保たれるのです。

体は健康であることが自然の姿であって、心地よく、美しくいられるということを知っています。

例えば野生に生まれ育った動物たちは、病気になることはありません。

彼らは本能的に体の声を聞き、それにしたがって食べ、寝て、体を動かしています。

もちろん、過食や拒食に悩むこともありません。

健康を保ったまま寿命をむかえ、静かに息絶えていくのです。

自然の法則にしたがって生きる、理想的ともいえる姿だと思います。

体の中の自然を感じ、素直になる

人間の場合は野生動物と違い、自然の法則を破ってしまう「心の問題」が大きく関わってくるのが厄介なところです。

異常な食行動に振り回されるのは、心の声に揺さぶられるあまり、体の声に耳を傾ける余裕を失っている状態。

体の声を無視してしまっていて、心も脳も混乱きわまりない状態。

こうして自然の法則を無視し続けることで、心身ともにますます病んでいきます。

自然の法則にしたがっていられれば、摂食障害に苦しむことなんてないはずです。

まずはこのことをしっかりと意識したうえで、あなたの食衝動が意味するものを探ってみましょう。

満たされない感情と向き合う

野生動物のように自然の法則にしたがって食べる時、純粋に空腹感という体からのメッセージを受け取っています。

しかし、摂食障害だとそのメッセージをなかなかうまく受け取ることができません。

自然の法則にしたがうことなく、食べたり、あるいは食べなかったりしてしまうのはなぜでしょう?

体からの声をストレートに受け取ることを邪魔してしまう「心」とはどのようなものなのでしょうか?

食の衝動はどこから起こる?

あなたは心のある部分を補うために、食を利用していませんか?

空腹感とは違う何かの感情に強く突き動かされていると感じたら、その思いとしっかり向き合ってきてください。

悲しみ、憎しみ、寂しさを和らげたくて?

または退屈な時間を埋めるため?

何かを忘れたいから?

リフレッシュの手段として

自分へのご褒美として?

これらの感情に惑わされて食を選んでいるとしたら、まるっきり体からの声は聞こえてはいないでしょう。

食で感情の乱れは解決しない

感情のおもむくままに食べても、ほんの短い時間、逃れられたような気になるだけです。

泣き止まない子供の口に飴を放り込んで、なんとか静かにさせようとしているようなものでしょう。

感情の乱れは、依然そこにあります。

食べることでは何も解決しないのです。

泣いている子供をとりあえず食べ物で静かにさせるのではなく、その子の話をきちんと聞き、笑顔にするにはどうすればよいのかを考えなければなりません。

つまり、自分の感情によって食行動が支配されないようにするには、その問題に真正面から向き合って、根本的な解決方法を見つけ出すべきなのです。

感情を引き起こしている心と、しっかり対話することが大切なのです。

体の声を聴いて心に平和を

体からのメッセージをきちんと聴こうとする意識を持つだけで、何をどのくらいの量食べるべきかの基準がわかりやすくなります。

感情の乱れに影響されて食べることで受ける体の叫びに敏感になります。

そうすることで、徐々に感情に振り回されて過食してしまうことことが減り、心穏やかにいられることが増えていくはずです。

食、心、体の信頼関係を取り戻す

とはいっても、これまでずっとほったらかしにしておいた体は、すぐには声を出してくれません。

閉じた心のドアは、急には開きません。

食、心、体、それぞれの信頼関係は、一旦失うと取り戻すのに時間がかかります。

まだ相互の信頼関係が取り戻せていない時期には、やはり感情に左右されがちになります。

明るい明日を作るのは今日の自分

私はこんな時、「食べない」という選択をするのが必ずしもよいとは思っていません。

理性でなんとか感情を押さえつけたとしても、いずれまた、同じような状況が起こるでしょう。

だから私は時として、「食べる」という選択をすることもあります。

感情を満たすために食に走るのは間違っている、そう理解したうえで、とりあえず感情をなだめるために。

でもその最中も、ずっと自分に向かって問いかけています。

過食の波に今にも飲まれてしまいそうな時、こういった自問自答は正直辛いです。

でも、今日この瞬間の感情にどう対処するかで、明日の明暗がはっきりと分かれます。

体が欲しないこと、心が喜ばないことをしてしまえば、いずれ厳しい報復を受けることになります。

当然、食、心、体の信頼関係を取り戻すことはできず、いつまでたっても摂食障害は回復に向かうことはないでしょう。

まとめ

異常な食衝動は心と体からの悲痛な叫びです。

私自身を振り返ると、特に過食が酷かった時期は、心の深いところや体の状態を思いやることなど、まったくといってよいほどありませんでした。

でもある時、「この過食衝動はいったいどこからやってくるんだろう…?」とぼんやりと考えるようになってから、回復の兆しのようなものが僅かながら見え始めてきたと思います。

狂った摂食中枢にただただ身をまかせているのは、ある意味楽ですよね。

摂食障害という地獄の世界も、住み慣れるとある程度辛さも麻痺し、這い上がる気力がますます失われます。

そういった状態で心身の内側に目を向け耳を傾けるなんて、あまりにも億劫で地道に思えてしまうかもしれません。

ですが、あなたが本当に摂食障害を克服したいと願うのなら、きっとできるはず!

心・体・食を繋ぐ作業は、自分自身にしかできないのですから。

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