下剤ダイエットは超危険!下剤依存で過食も悪化!私が体験した副作用とは?

下剤ダイエットは本当に危険です!

簡単に体重が落ちるので安易にやりがちかもしれませんが、むやみに続けると、恐ろしい副作用に襲われることとなります。

私自身、20代後半から10年以上もの長い間、下剤依存で過食もますます悪化し、身も心もボロボロになり、散々な思いをしました。

今回は、下剤ダイエットの危険性を身をもって知った、私の体験をお話します。

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私がはまった下剤ダイエット

下剤ダイエットとは、下剤で腸に刺激をあたえ、無理やり便を排出することでやせる方法です。

でも下剤とは本来、便秘の時に用法用量を守って利用すべきもの。

薬は効果が高い分、間違った使い方をすればひどい副作用が起こるリスクが高いことを、絶対に忘れてはいけません!

下剤でやせられる?

自然なお通じと違い、下剤で無理やり排便を促すと、老廃物とともに体に必要な水分や栄養分までも、無理やり外に押し出してしまいます

確かに、物理的に腸の内容物を排出することで、ポッコリお腹がスッキリし、体重も減ります。

でも、減った分はあくまでも便であって、脂肪が燃焼されたわけではありません。

なので、本当の意味で「やせた」ということにはならないのです。

下剤で過食を無かったことに…

でも、体重計やウエストサイズなど、数字として結果が出やすいだけに、「やせた!」と勘違いしてしがち。

「たくさん食べても下剤で出しちゃえば、プラスマイナスゼロにできる♪」

かつての私もそんなふうに考えて、下剤を利用しはじめました。

下剤乱用で依存状態に…

過食が止められず、でも、それで太ってしまうのが、どうしても嫌でした。

嘔吐が苦手だったので、過食の収支を下剤でつけて、なんとか体重増加を抑えていたのです。

「もっと飲めばもっと出て、もっとやせられるかも?」と、量や頻度がどんどん増えていきました。

やがて下剤無しではいられない依存状態になるまで、それほど時間はかかりませんでした。

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大量の下剤で過食もエスカレート

私はもともと腸の動きが活発な方ではなく、便秘しやすい体質。

なので、最初の頃から定められた量では満足できず、倍量くらいでやっとスッキリ、という感じでした。

下剤は使い続けると腸が慣れて効果が薄れていくので、徐々に3倍、5倍、10倍…というように増量していきました。

ドーパミン作用で腹痛を超える喜びが!

刺激の強い下剤の過剰摂取で、のたうちまわるような腹痛に襲われることも多々ありました。

体によくないということに気づいてはいましたが、出し切った後の爽快感と、体重計のメモリやウエストサイズのわかりやすい変化にモチベーションが高まり、止める気になれませんでした。

きっと、その時の私の脳内には、快感ホルモンともいわれる「ドーパミン」が大放出されていたに違いありません!

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太る恐怖からの逃避

過食だけでも相当お金がかかるというのに、それに加え大量の下剤購入は、一人暮らしのOLにはかなり辛い出費です。

それでも、過食が止められなかったその当時の私にとって、とりあえず「太る」という恐怖から逃れる方法は、下剤に頼る以外に見つけられなかったのでした。

下剤ダイエットの副作用

過食のデメリットをチャラにしようと、安易にはじめた下剤ダイエット。

すっかりそれにはまっていた私の腸は、ダメージを受け続け、たくさんの恐ろしい副作用に苦しむようになりました。

下剤乱用で、体も脳も、そして心も栄養失調となり、正常な機能が失われていきます。

そして、一度下剤依存状態に陥ると、抜け出すのは非常に困難なのです。

体重ととも失われた美と健康

無理やり腸を過剰に刺激して内容物を出すことで、体に必要な栄養までも排出され、見た目の美しさも、気力も体力も失われます。

朝起きた時からどっぷりと疲れを感じ、鏡を覗くと実年齢よりもはるかに老けた自分の顔がありました。

肌はくすんで黄土色になり、吹き出物だらけの顔をファンデーションでカバーしようとすればするほどシワが目立ち、乾ききっていました。

髪もパサパサで艶やコシがなくなり、抜け毛が増えました。

精神状態も最悪

脳にも栄養が行き渡らなくなり、意識がもうろうとし、正常な思考能力が失われました。

仕事にもまったく集中できず、周囲に多大な迷惑をかけていたと思います。

自分のことでいっぱいいっぱいで、人への思いやりをかける余裕など、到底持つことができませんでした。

身近な人との関係を円滑に保つことも難しくなり、自分の周りから、たくさんの人が離れていきました。

下剤と過食で失ったもの

常に怠く、イライラやひどい落ち込みを感じ、疎外感、孤独感、不安感などのネガティブな感情に、押しつぶされそうでした。

行き場のないその苦しみを、どか食いでなんとかなだめながら、私は20代後半から40代はじめ頃までを過ごしました。

下剤依存と過食に振り回され、時間、人との関わり、お金、仕事、そして健康、美、心の安定など、人生で大切なたくさんのものを失ってしまったのです。

自力で排便できない!

長期にわたる下剤依存で機能低下した私の腸は、薬無しでは排便できなくなっていました。

薬を飲まなければ腸が動かず、お腹はカエルのようにパンパンに膨れ上がっているにもかかわらず、わずかな便意さえ感じられませんでした。

自力で排便するという、ゴキブリでさえもできていることができないなんて。。。

そんな自分を恥じ、私は虫けら以下だと感じ、何かと卑屈になっていました。

2ヶ月たっても便意は無し

一度、断固として下剤を飲まずに頑張ってみたことがあります。

そうしたらなんと、約2ヶ月過ぎても自力で排便することができませんでした。

強烈な臭いを放つガスが頻繁に出て、体中の毛穴からも臭いが発せられているような気がしました。

ある晩、酷い腹痛と嘔吐で救急病院に駆け込んだところ、腸閉塞でもう少しで手術が必要な状態で、医師から厳しいお咎めを受けました。

腸機能回復までの長い道のり

長期間の下剤ダイエットの怖さを思い知らされた私は、ようやく下剤脱却を決意し、徐々に薬の量を減らすよう努めるようになりました。

とはいっても、下剤乱用で自然に排便する力を完全に失ってしまった私の腸は、そう簡単に改善するわけなどなかったのです。

マグネシウム製剤メインで下剤減量へ

救急で駆け込んだ病院で症状を楽にする応急処置を受けた後、処方されたマグネシウム製剤をメインに、刺激性の下剤は規定量を守って使用するよう、厳しく言われました。

食欲が全然なかったので数日間絶食し、水をたくさん飲み、3日位たってようやく、小石のようにカチカチに固まった便が少しずつ出るようになりました。

小ぶりのバナナ状便が出るまでに1週間以上かかり、カエルのように膨らんだお腹が人間らしい感じに戻り、体調がある程度落ち着くまで1ヶ月以上も要しました。

お茶や腸内洗浄への依存

長期間の下剤乱用による怖さを思い知らされた私は、徐々に下剤を減らすよう努めました。

でも今度は、マグネシウム製剤、腸内洗浄、緩下作用のあるお茶などにはまりました。

下剤ほどではないにしろ、それらに依存することで体調不良はずっと続き、過食も一向におさまることはありませんでした。

下剤無しでは一生無理かも?

下剤と過食で酷く痛めつけられた腸は、もう二度と自力で動くことはないのかもと思うほど機能が低下していたのでしょう。

まったく何にも頼らず自然な便意を感じ、自力で排便できるようになるまでに、それから何年もかかりました。

それとともに、精神状態も少しずつ落ち着き、過食の頻度や量にも変化があらわれてきました。

下剤脱却で過食も改善へ…

調べてみると、下剤の副作用で命を落としたケースもあるとのこと。。。

下剤依存による副作用や後遺症に苦しんだ日々を思うと、なんとか人並みに排便できるようになっている今の状態が、まるで奇跡のように感じられます。

下剤依存から抜け出すことができなければ、過食を止めることもできなかったかもしれません。

だから、過食が治ったことと同じくらい、自らの力で排便できることが嬉しくてたまらないのです。

まとめ

過食も下剤依存も、人生に大切な健康や心と体を犠牲にするということを、身をもって経験した私が断言します。

下剤ダイエットなんて絶対ダメ!

食べたら下剤で出してしまえばいい…なんて安易すぎ!

体重が減ったとしても、それで過食がチャラになるなど、絶対にありえません。

腸にやさしい生活を心がけることが、過食の改善には不可欠なのです。

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